こんにちは、今日は動画からリアルタイムに物体の認識・検出を行なっていきたいと思います。
今回の動画は水中映像です。この水中映像から魚だけを検出させるようにしてみました。
以下の2点については今後の修正次第です。
・カメラから近い魚の認識は比較的できているが、遠いものはできていない
→これは、単純に機械学習させたときの画像ファイルが、遠い魚を除いたものだったからです。そのため、遠い魚は魚ではない旨の判断になっています。解消するためには、きちんと遠い魚の画像も学習させることで検出が可能になります。
・近い魚でも検出できていないものがある。
→これは、今回のモデルの正解率が85%-89%と比較的低いものだったから起こった現象です。正解率を向上させることでより判定の精度を上げていくことができるようになります。
Pythonでは、カメラを起動させたりすることも簡単に行うことができるので(他の言語はあまり知りませんが)、カメラを起動させてリアルタイムで物体の検出を行うことができます。
問題はこの先です。
物体の検出ができても、「そうなんだ」で終わることがほとんどですが、そこから様々な方向へ展開することができます。
例えば、
・面積を求めて大きさを計算させる
・その物体の個数を計測する
・在庫管理に活かす
などなど考えると枚挙にいとまがないでしょう。
さて、では今回はこの辺で!